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「うなぎ処山美世(やまみせ)」は大正3年創業のうなぎ料理専門店です。 「山美世旅館」として創業し、当時は陸続きではなかった大根島(松江市八束町)で、宿泊客や渡船の待ち時間などに中海産の天然うなぎを使用したうな丼を提供しておりました。現在は漁獲量の減少もあり、中海産の天然うなぎというわけにはいきませんが、全国の養殖地から(天然を使用していた当時と同じように)全国でも有数の特大サイズのうなぎを仕入れ、お客様に提供しております。店内には生簀を備え、仕入れたうなぎは一旦生簀に放たれます。この生簀は、火山島である大根島の地下水を汲み上げており、ミネラルが豊富な地下水にうなぎを放つことでよりおいしいうなぎとなります。 焼き方は地焼きと呼ばれるもので蒸しの工程は一切なく、さばいてからそのまま火を通す素焼、タレを塗りながら焼き上げる蒲焼と、焼きのみで仕上げます。これにより、山美世風の香ばしい蒲焼となります。 大根島の井戸水に放った活鰻を職人の手で一尾ずつ丁寧にさばき、代々受け継がれてきた秘伝のタレで蒸さずに香ばしく焼き上げた当店こだわりの蒲焼きをどうぞごゆっくりとお楽しみください。 「忘れられない山美世の味」を是非味わいにいらっしゃってください。